ディープ“一人勝ち”!新種牡馬3冠
「セレクトセール2008・最終日」(16日、苫小牧・ノーザンホースパーク)
ディープ、種牡馬としても“3冠”を達成。「セレクトセール2008」の最終日が16日、北海道苫小牧のノーザンホースパークで開かれた。注目のディープインパクト産駒は18頭が登場。13頭が取引され、2日間で36頭中31頭が落札。最高額はこの日のセールで唯一、大台に乗せたミルグレイン08の1億円と低調だったが、これまで新種牡馬としてトップだったキングカメハメハの総売却額、1頭平均額を上回り、売却頭数でも並び、種牡馬としても最高の“セレクトセール・デビュー”を飾った。なお、セール全体の総売却額は、3日間で前年比約19億円の減と、低調に終わった。
“怪物セール”と言えども、世情を反映して驚くほどの金額で取引された馬はまばらだった。だが、ディープインパクト産駒だけは別格だった。15、16日に行われた当歳馬セールには総勢36頭が登場し、31頭が落札。総売却額の19億1000万円、1頭平均売却額約6161万円は、新種牡馬としてこれまでトップだった06年キングカメハメハの17億4500万円、5629万円をそれぞれ更新。売却頭数も並ぶ快挙だった。
最終日は落札率が昨年比10・8%減で、1頭の平均価格も約160万円のマイナス。売却総額でも4億6700万円ダウンした。それでもこの日、ただ1頭、億の声がかかったのはディープの子ども、今年の高松宮記念を制したファイングレインの弟ミルグレイン08。6000万円からスタートするや、いきなり「1億円」の声が上がり終了。落札したのは「トーセン」の冠名で知られる島川隆哉氏で、前日2億2000万円をつけたディープ産駒ビワハイジ08に続き、2日連続で最高額の落札となった。島川氏は「馬がいいからね。競馬だから走ってみないと分からないが、頑張ってほしい」と期待する。
3日間のトータルでも、落札率で4・2%、1頭の平均額で365万円、総額でも18億9010万円のマイナス。ただ、日本競走馬協会副会長で社台ファーム代表の吉田照哉氏は「明らかに悪い経済状況のなかで頑張っていたと思う」と笑顔で振り返った。
景気を考慮すれば、大幅なダウンが避けられない状況だったが、それを救ったのがディープ産駒だった。「よく売れました。効果はあった」と手応えをつかんだ様子。「姿勢の優れた馬で、体を持て余す馬はいなかった。いいお母さんもついているので、かなり走ると思う」とターフでの活躍を楽しみにする。
新種牡馬の産駒は未知数の部分が多いが、ディープインパクトに対する周囲の目は特別。期待がいっぱいに詰まった子どもたちは、2年後の夏から次々とデビューを迎える。
ディープインパクト産駒の二年後が楽しみです。
引用 ライブドアニュースhttp://news.livedoor.com/article/detail/3733554/