【新潟記念】キャッチータイトルついに素質開花
「新潟記念・G3」(31日、新潟)
まさに大器晩成だ。ここへきて本格化著しい5歳牝馬のキャッチータイトルが、前走の準オープン特別を快勝して初めて重賞の舞台へ駒を進めてきた。以前は体質の弱さが出世を妨げてきたが、このところのレース内容を見てもすっかり解消されてきた。となれば、陣営では早くから期待を寄せていた素質馬の1頭。51キロの軽ハンデを生かし、一気に“タイトル”奪取へと突き進む。
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我慢に我慢を重ねて、ようやく厩舎の期待馬が大きな舞台へ乗ってきた。「オーナーがずっと待ってくれたからね。ありがたいことですよ」とキャッチータイトルを管理する田村師が目を細めた。
デビューしたのが3歳夏の新潟。4戦目の中山で初勝利を挙げると、続く福島で500万を制して2連勝。ところが、「もともと歩様が良くなくてね。それに(レースを)使うとガクッときて…。それの繰り返しだった」。何度が休養をはさみながら、年明けの中山で1000万を勝ったあとは、福島牝馬Sを目指すプランもあったが、そこでも歩様に乱れが生じて断念した経緯がある。続きを読む
【新潟記念】ミヤビランベリ馬体安定!夏の王者だ
「新潟記念・G3」(31日、新潟)
標的はただひとつ。夏の中距離王だ。このレースがラストとなるサマー2000シリーズ。現在12点で2位につけているミヤビランベリが、王座奪取を虎視たんたんと狙っている。5着に敗れた前走の小倉記念は、スタート直後に脚を使わされたのがこたえた形。すんなりマイペースに持ち込んで、七夕賞に続くシリーズ2勝目を狙う。
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サマー2000シリーズ最終戦、ミヤビランベリは七夕賞1着(10点)、小倉記念5着(2点)で12点を獲得。先週、札幌記念を制したタスカータソルテ(13点)に次ぐ2位。完走さえすれば得点でタスカータに並び、規定によりタスカータより上位に立つことを考えれば、王座に一番近い位置にいるといえよう。
前走の小倉記念はいつものようにハナを奪ったが、勝ち馬(ドリームジャーニー)から1秒差の5着と完敗。だが、調教パートナーの牧田助手は悲観していない。「外枠ということもあって、スタートして脚を使わされた。少しムキになって走っていたからね。それでいて、早めにかわされる展開。そのなかではよく頑張っていましたよ」。続きを読む
札幌記念/タスカータソルテがレコード勝ち!
24日、札幌競馬場で行われた札幌記念(JpnII)は、横山典騎手が騎乗した5番人気のタスカータソルテ(牡4、栗東・藤原英厩舎)が、コンゴウリキシオーの作るハイペースを中団で追走。コンゴウリキシオーを早めに競り落とし先頭に立った昨年の有馬記念覇者マツリダゴッホとの差を大外から一歩ごとに詰め、ゴール直前で捕らえ切った。1分58秒6の勝ちタイムはコースレコード。土曜日に達成した藤原英厩舎の通算200勝に華を添える重賞勝ちとなった。続きを読む
勝って当然!マツリダゴッホ
「札幌記念・G2」(24日、札幌)
グランプリホースの意地か、それとも3歳馬が春のウサを晴らすか-。20日、最終追い切りが行われ、クイーンエリザベス2世C・香港G1以来のマツリダゴッホは札幌芝で単走追い。馬なりだったが、軽快なストライドで態勢は整っている。
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北の地でグランプリホースが力を見せつける。マツリダゴッホは札幌芝で単走追い。終始手綱を抑えたままだったが、軽快な脚さばきで6F81秒7-37秒1 -11秒8をマークした。「馬なりでサラッと。いいころに比べると、もう少しだけど八分ぐらいはできている」。見届けた国枝師は仕上げに満足感を漂わせた。
思い描いた通りに調整は進んだ。香港遠征から帰国後は着地検疫を経て、放牧へ。5日に函館から札幌に移動した。函館で追い切った昨年(7着)と違って、今年はパターンを変えて臨む。「昨年は直前輸送。そのせいでもないけど、ひと息だった。札幌に早めに来たけど、暑くもないからカイ食いがいい。落ち着きもある。札幌でも勝っているし、いい雰囲気だよ」。たくましさを増したゴッホの姿に指揮官は目を細める。続きを読む
【札幌記念】甘さ解消フィールドベアー“ツメ”鋭い
「札幌記念・G2」(24日、札幌)
試行錯誤を重ねながら、フィールドベアーが安定して力を出せるようになってきた。重賞初Vを目指した前走の函館記念は、勝ち馬トーセンキャプテンのイン強襲に鼻差屈して2着。重賞タイトルの獲得は、あと一歩のところにまで来ている。ベストパートナーの秋山を背に、函館での悔しさを札幌で晴らすつもりだ。
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最近4走こそ安定して能力を発揮しているフィールドベアーだが、以前は勝つ時は強い競馬をする半面、準オープンでも人気を裏切ってコロッと負けるムラな成績が続いていた。変身のきっかけとなったのは4月の福島民報杯。それまで後方待機策が多かった馬が、好位からの正攻法でオープン初勝利を飾った。
原園厩務員は「試行錯誤を重ねながらやってきたからね。あの時からメンコを外して、前で競馬ができるようになった」と説明。これまでの詰めの甘さが見事に解消された。「ハミもいろいろ替えてきた。力をつけているのは確かだけど、その効果が出ているんじゃないかな」。その後は新潟大賞典3着、巴賞1着、そして1番人気に支持された函館記念では鼻差2着。重賞タイトルはすぐ手が届くところにまできている。続きを読む
【札幌記念】マツリダゴッホいざ始動!態勢は万全だ
「札幌記念・G2」(24日、札幌)
グランプリホース、マツリダゴッホが秋本番へ北都で好発進を決める。1番人気に支持された昨年は馬インフルエンザ騒動の影響を受けて7着に敗れたが、今年は順調な調整ぶり。滞在競馬、洋芝への適性は高く、定量の57キロで出走できることも追い風となる。G1・1勝、G2・3勝の実績は今回のメンバーでは断然。負けられない一戦となる。
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グランプリホースとして北の都に戻ってきたマツリダゴッホが、万全の態勢で主役を務める。香港のクイーンエリザベス2世C(6着)から帰国後は、着地検疫を経て北海道静内のノルマンディーファームへ。7月末に函館へ入厩し、さらに今月5日にはレースの行われる札幌へと移動した。続きを読む
ヤマニンメルベイユが鮮やかな逃げ切り勝ち!/クイーンS
17日、札幌競馬場で行われた夏の牝馬限定の重賞、クイーンS(GIII)は、柴山騎手が騎乗した2番人気のヤマニンメルベイユ(牝6、美浦・栗田厩舎)が鮮やかな逃げ切り勝ちを収め、中山牝馬Sに続き重賞2勝目を挙げた。
1番人気のレジネッタはメンバー中最速の上がり(35秒0)を繰り出し、後方から鋭く脚を伸ばすも2馬身差の2着。配当は馬連730円、馬単1,580円で固い決着となったが、3着に12番人気のフミノサチヒメが入ったため、3連複7,630円、3連単33,640円と、比較的、高配当での決着となった。続きを読む
メイショウサムソン「凱旋門賞」に向けすこぶる順調
仏G1凱旋門賞(10月5日・ロンシャン)に向けて福島競馬場で検疫中のメイショウサムソン(牡5歳、栗東・高橋成)が16日、ダートコースでファンドリコンドル(5歳500万下)と併せた。馬なりで4F60秒1-42秒3-14秒0。丸山調教助手は「リラックスした雰囲気で折り合っていたし、いい感じだった。続きを読む
クイーンS(JpnIII、札幌芝1800m、17日) 藤川京子 夏の女王はメイショウベルーガで決まり!
クイーンSは成長著しい◎メイショウベルーガが、夏の牝馬の頂点を極めます。
前走のかもめ島特別は後方を折り合って追走。じっくり脚をためる形で運びました。3コーナーから早めに動いて直線ステッキが入ると、アッという間に前を捕らえ、2馬身半差突き放す完勝。52kgの軽量でしたが、初の古馬相手にこの強さ。それに不良馬場もこなし、いろんな意味で収穫があったレースでした。
もともと、素質の片りんは春から見せていた馬。フローラSでは16番人気の低評価ながら、4角最後方から大外を強襲し、14頭をごぼう抜き。0秒3差4着まで追い上げた切れ味抜群の豪脚にはド肝を抜かれました。もちろん、ラスト3F33秒8はメンバー最速。また、5着馬との追い比べを制しているところも見逃せません。並んでからも譲らないし、とても勝負強い馬です。続きを読む
【クイーンS】ザレマ軽快 兄妹重賞連勝だ
「クイーンS・G3」(17日、札幌)
兄妹で重賞連勝だ-。先週の関屋記念を制したマルカシェンクの異父妹ザレマが、新コンビを組む安藤勝を背に最終追い切り。強行日程にも疲れを見せることなく、軽快な動きを披露した。ここまでわずか2勝だが、過去に牝馬限定のG3では2、3着。重賞級の実力は見せてきた。今年の函館リーディングジョッキーに輝いたアンカツが、素質馬を重賞Vへと導く。
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安藤勝&ザレマのファーストコンタクトは、実にソフトタッチだった。新潟→栗東→札幌と長距離輸送が続いた上に、前走から中1週のローテ。もう強いケイコは必要ない。札幌ダートでの最終リハは、単走でしまい重点にサッと流した程度にとどめた。
5F67秒8-38秒4-12秒7。見た目に疲れは全くなく、動きは実に軽快だった。引き揚げてきた安藤勝は「おとなしいし、どっしりとした馬だね」と “乗りやすさ”を強調。強行日程で、疲れが気になるところだが「歩様が悪いとか、硬いとかはないよ」とその不安を跳ねつけた。続きを読む