【コラム】ウエスタンビーナスの逃げ切りに注目!/函館スプリントS
この春のGI戦線で最高に上昇カーブを描いて勝った馬といえば、ヴィクトリアMを制したエイジアンウインズの名前が真っ先に挙げられるだろう。初めて挑んだ芝レースが昨年11月、1000万下条件の宝ヶ池特別。そこで2着と芝適性を証明してからは、まさにトントン拍子の出世街道。ほぼノンストップで準オープン、重賞と来て、ついにはGI馬にまで上り詰めてしまった。
そのエイジアンウインズが歩んだ出世街道のなか、前述・宝ヶ池特別は初芝だったぶん情状酌量するとして、それを除くとたった一度だけ、完膚なきまでに負かされたレースがある。続きを読む
【ラジオNIKKEI賞】ノットアローン動き満点
「ラジオNIKKEI賞・G3」(6日、福島)
ノットアローンが栗東坂路で併せ馬を行い、俊敏な反応で2馬身半の先着を決めた。陣営も納得の動きで、夏を迎えても調子に変わりはない。実績面からも上位の存在だ。気になる材料はトップハンデの57キロだけ。地力で克服して、存在感を示す。
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満点の動きだった。ノットアローンは栗東坂路で、トップオブザロック(4歳1000万下)と併せ馬。ハロー明け直後のきれいな馬場を軽快に駆け上がる。馬体を並べたまま直線に向き。GOサインを受けるとスッと反応。軽く相手を突き放して、楽々と2馬身半の先着を決めた。4F53秒5-38秒8-12秒5。動きを見守った橋口師も、「理想的なラップを刻んでいたね。動きを見ると状態に変化はない」と納得の様子だった。
体調面に不安はない。ただ、気掛かりは57キロの斤量。2年前からハンデ戦になり、今回はトップハンデを背負う。「ハンデがねえ。そんなに開きがあるかなあ」と険しい表情を浮かべた。過去のトップハンデ馬は4、14着に終わっている。軽量馬の台頭が目立つだけに、トレーナーも慎重にならざるをえない。「ハンデを除けば、実績が示すとおり、引けは取らないと思う。ハンデキャッパーを信じるしかない」と地力に期待を寄せる。続きを読む
【ラジオNIKKEI賞】モンテクリスエス文句なし!関門突破だ
「ラジオNIKKEI賞・G3」(6日、福島)
みちのくのハンデ重賞で素質馬が激突。モンテクリスエスは2日、栗東坂路で併せ馬を行い、力強く先着。鋭い動きで前走以上の出来をアピールした。17分の10の抽選を突破し、ダービー出走馬の意地を見せる。ダイバーシティは無傷の2連勝。美浦Wで好調キープをうかがわせる動きを披露した。進撃は止まりそうにない。
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攻め駆けする相手を寄せつけなかった。モンテクリスエスは上村(レースは田中勝)が騎乗し、栗東坂路でリリウオカラニ(5歳1000万下)と併せ馬。鞍上の仕掛けに重心を沈めて反応すると、大型馬らしいダイナミックなフォームで僚馬を子供扱い。4F53秒5-38秒7-13秒1を計時し、0秒7の先着を果たした。大敗のショックをはらいのけるハード追いが、さらなる上積みを感じさせる。「大型馬なのできっちりと追い切りたかったので、ジョッキーを乗せた」と松田国師は意図を説明する。続きを読む
【POG通信】祭りだ!ガッツだぜ!/マツリダガッツ
本年5月28日に開催されたHBA(日高軽種馬農協)トレーニングセールにおいて、上場181頭中最高値(2940万円)で落札されたのがタガノブラッサムの06(牡)。購入したのは“マツリダ”の冠号でお馴染み高橋福三郎氏(マツリダゴッホのオーナー文枝さんは同氏夫人)で、馬名登録はマツリダガッツとなる見込みだ。
父はダービー馬ジャングルポケット。現3歳世代ではトールポピーがオークスを制し、クラシック初タイトルを父にプレゼントしたのが記憶に新しいところだ。母タガノブラッサムからはここまで傑出馬は出ていないものの、<父サンデーサイレンス×母父ダンジグ>という血統背景だけに、いつ大物を出してもおかしくない。続きを読む
コスモバルク、骨折が判明…戦列復帰は今秋以降
シンガポール航空国際C6着の後、歩様の乱れで宝塚記念を回避したコスモバルク(牡7、北海道・田部和厩舎)に、左前脚の骨折が判明した。
着地検査を終えた後、北海道に戻って精密検査を受けたところ、左前脚の種子骨付近に2カ所の剥離骨折が見つかった。すでに6月24日に骨片の除去手術が行われ、術後の経過も良好で、症状も軽度のものと判明している。続きを読む
【ラジオNIKKEI賞】ダイバーシティ 無傷のG獲りだ
「ラジオNIKKEI賞・G3」(6日、福島)
競走馬として絶体絶命のピンチからはい上がり、ダイバーシティが重賞獲りを狙う。デビュー戦を経験馬相手に完勝し、続く500万下も鋭い決め手でV。素質の高さをアピールしてみせた。同じ小西厩舎に所属していた半姉ブリガドーンが届かなかったタイトルを無傷の3連勝でゲットする。
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デビュー前に大きな試練を乗り越えた素質馬ダイバーシティが、無傷の3連勝で重賞初Vを狙う。同じ小西厩舎に所属し3歳時に京成杯、フローラSで3着、G1のオークスでも6着に健闘したブリガドーンを半姉に持つ。それだけに当初から期待は大きかったが、実は牧場にいるときから慢性的な疝痛に悩まされ、競走馬として危機的な状況に陥っていた1頭だ。続きを読む
ロックドゥカンブが左後繋靭帯断裂の重症
29日、阪神競馬場で行われた宝塚記念(GI)で、12着に入線したロックドゥカンブ(牡4、美浦・堀厩舎)が、レース中に左後繋靭帯断裂の重症を負っていたことがわかった。
競走能力損失、安楽死となる可能性もある症状だけに、今後の動向が気になるところだ。続きを読む
5番人気エイシンデピュティが優勝 宝塚記念
29日に阪神競馬場で行われた「第49回宝塚記念」(GI、芝2200メートル 14頭)は、スタートから先頭に立った5番人気のエイシンデピュティ(内田博幸騎乗)が逃げ切り、2着の1番人気メイショウサムソン(武豊騎乗)に頭差で優勝した。内田博は宝塚記念に初騎乗で初優勝。
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【宝塚記念】メイショウサムソン 風格たっぷり&調整バッチリ
「宝塚記念・G1」(29日、阪神)
追い切ったあとも順調そのもの。メイショウサムソンは27日の金曜朝、栗東坂路を軽いキャンターで2本。4F83秒1、73秒7で駆け上がって調整を終えた。引き揚げて来る姿には、G1・4勝馬の風格さえ漂わせている。続きを読む
ユキチャン、武豊でジャパンダートダービー参戦決定
18日の関東オークスを圧勝、白毛馬初の重賞ウイナーとなったユキチャン(牝3歳、美浦・後藤)の次走が、ジャパンダートダービー(7月9日・大井)に決まった。白毛馬のG1参戦は史上初。引き続き武豊が手綱をとる。
「前走後も傷みはなく、元気いっぱいでカイバ食いもいい。本当に頼もしい」と後藤師。選択肢を狭めないため1週後のスパーキングレディーC(7月16日・川崎)にも登録する予定だが「まずはジャパンダートダービーに全力投球する。その後のことは様子を見ながら」と話した。続きを読む